手塚治虫の傑作マンガ『W3 ワンダースリー』舞台化作品 ビジュアル解禁

今年6月から7月に東京・兵庫にて上演される舞台『W3 ワンダースリー』のビジュアルが解禁された。

手塚治虫「W3 ワンダースリー」舞台化 メインビジュアル

1965年~66年まで「週刊少年サンデー」に連載された、手塚治虫の漫画『W3』。地球の偵察にやってきた3人の宇宙人が少年・星真一と知り合い、行動をともにするSF活劇が、ウォーリー木下の演出で舞台化される。

ウォーリー木下はこの度の舞台化にあたり、『「どうやったら地球上から争いを無くすことができるのか」 このシンプルなメッセージは今上演する価値があると思っています。』とコメントし、『様々な仕掛けを舞台上に配置し、観客を不思議な世界に引きずりこみたい』と意気込んでいる。出演は井上瑞稀、平間壮一、永田崇人、松田るか、相葉裕樹、彩吹真央、中村まこと、成河ら。

あらすじ
日本の田舎にある小川村に住む星真一は漫画を描くことが好きな少年だった。

2024年、宇宙にある銀河系のすぐれた生物の集まりである銀河連盟では、地球の存続について激しい口論が繰り広げられていた。多数決は同数で決着がつかず、銀河連盟は調査員を派遣して地球の様子を探らせることにした。

W3(ワンダースリー)と呼ばれる銀河パトロールのボッコ、プッコ、ノッコの三人は、地球人に怪しまれないように、それぞれウサギ、カモ、馬の姿に変身し、小川村に潜入し調査を開始する。そこで彼らは真一と出会い、行動をともにすることになる。

一方、真一の兄、光一は家族にも身分を隠し秘密諜報機関フェニックスの一員として、兵器の開発拠点となっているエーグニ領のユダ島へ潜入していた。そこで待ち受けていたのはエーグニ警備隊のランプ少佐だった。

真一とワンダースリーは次第にランプの野望、群衆の混乱に巻きこまれていく。

『W3 ワンダースリー 』

2025年6月7日(土)~29日(日) 
東京/THEATER MILANO-Za

2025年7月4日(金)~6日(日)
兵庫/兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

原作:手塚治虫「W3(ワンダースリー)」
脚本:福田響志
演出:ウォーリー木下
音楽:和田俊輔
 
出演:井上瑞稀 平間壮一 永田崇人 松田るか 相葉裕樹 彩吹真央 中村まこと 成河 冨永竜 石井雅登 早川一矢 手代木花野 石井千賀 大倉杏菜
人形操演:中村孝男(人形劇団ひとみ座) 高橋奈巳(人形劇団ひとみ座) 松本美里(人形劇団ひとみ座/東京公演) 奥洞昇(人形劇団クラルテ/兵庫公演)

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