2023年度日本レコード大賞企画賞を受賞した、竹島宏の歌うヨーロッパ三部作・「プラハの橋」「一枚の切符」「サンタマリアの鐘」をモチーフにしたミュージカルが25年1月に上演される。

ヨーロッパ三部作は山田ひろし作詞、幸耕平の作曲で、人生の出会いと別れを描くなどドラマティックな構成。「運命のプラハの橋」を渡る3人の登場人物の心の葛藤と苦悩と闘いを描いた、愛と感動のミュージカルが誕生する。
作曲・編曲は、舞台音楽家としても活躍中の宮川彬良。作詞は、ロマンティックな言葉を紡ぎ出す安田佑子が、そして、田尾下哲が脚本・演出を担う。出演は、竹島宏、庄野真代、宍戸開。
STORY
時は1989年秋。パリではフランス革命200年祭が日夜盛大に行われている。
アンディは、ヨーロッパ諸国のニュースを追う根無し草のジャーナリスト。
雇い主の編集長マルクの計らいで革命祭の取材を兼ねて久々に帰国していた。パーティの席で編集長の妻として紹介されたローズは、マルクがイタリア出張時に一目惚れしたイタリア人。
実は母がイタリア人だと告げるアンディとローズは同じく花の都、フィレンツェの出身だった。
母国イタリアを離れて暮らすローズは花言葉の話題でアンディと盛り上がり、いつしかローズの求める奇跡の花の話に。
出会った当時は大好きな花をいつもプレゼントしてくれていたマルクも今は仕事にかまけてそれもなくなり・・・ローズは寂しさを新たにする。
そのことを察したアンディは、ローズの好きな花を街角で見つけ、その夜そっと玄関に届ける。こうして3人の関係が変わり始め……
2025年1月7日(火) ~13日(月・祝)
東京/紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
2025年2月10日(月)・11日(火・祝)
京都/京都劇場
作曲・編曲:宮川彬良
脚本・演出:田尾下哲
作詞:安田佑子
出演:竹島宏 庄野真代 宍戸開