東京芸術劇場 劇場ツアー 劇場を探検しよう

劇場の様々な魅力を発見・体感できる東京芸術劇場の「劇場ツアー」。9月の開催は、建物や美術品を見て回った後、公演準備中のホールに入り、舞台技術スタッフによる解説付きで見学。作品をより深く味わえる豪華なラインナップが発表された。毎月開催されてきた劇場ツアーだが、9月30日より設備更新工事のため一時休館するため、休館前最後の劇場ツアーとなる。

東京芸術劇場（通称、芸劇）
音楽・演劇・ダンスなどを上演する4つの専門ホールのほか、展示スペースなども備えた複合的な芸術文化施設。世界最大級のパイプオルガンを有する音楽専用のコンサートホール、演劇・ダンス等の公演を行うプレイハウスと2つの小ホールを備え、創造発信型劇場として舞台芸術作品の創作と上演を行っている。アトリエ、ギャラリーでの展示や講座、ワークショップなども開催されている。

劇場ツアー
芸劇の歴史やホールの特徴が、ツアーガイドによって紹介される。ときには劇場スタッフだけが知っている裏話も。建築や舞台機構などのハード面と、上演されている公演やコンサートのソフト面の魅力に触れるほか、館内外のあちらこちらに置かれた美術品を見て回ることができる。約60分のコース。

ツアーガイドは、それぞれの専門知識と個性を活かしながら、芸劇の魅力を伝えてくれる。一緒に館内を歩き回り、観客のいない客席に入ってホールの仕組みを理解したり、創作に関わる人々の生の声を聴いたり。劇場の新たな魅力を発見することで、より劇場を身近に感じる。もちろん、気になったところを質問することもできる。